SYSTEM 制度を知る
社内制度・福利厚生
社員の成長と
企業価値の向上
エバラ食品は、環境変化に迅速かつ的確に対応していくためには、チャレンジ精神を持ち、自発的に価値を生み出し続ける人材が必要不可欠だと考えています。行動指針の一つにも「冒険、反論、失敗の自由」を掲げ、自由な議論とチャレンジ精神による、他に先駆けた面白さ、オリジナリティを大切にしています。こうした価値観を社員と共有し、「エバラらしさ」を磨くことで、企業価値のさらなる向上を目指しています。
自発的成長支援制度
社員一人ひとりが「自分自身のありたい姿」を考えたうえで、その姿に向かい、自発的に成長してほしいと考えています。自発的に学ぼうとする社員を支援するため、資格取得・通信教育、予備校や大学院などの費用を一部負担する制度を設けています。社員は、この制度を積極的に活用しています。
自発的成長支援制度 利用件数
2022年度 | 2023年度 |
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77件 | 66件 |
エバラ 学び隊
つながり隊
2024年度より社員同士で教え合い、学び合うコミュニティ「学び隊 つながり隊」を開始しました。月に一回程度、就業外に従業員が講師となり、自分の知見を共有し、教え合う機会を作っています。
社内提案制度「ACE」
2022年度からスタートした社内提案制度「ACE」では、提案を募集するだけでなく、新規事業提案の受賞者に新規事業担当部署へ異動してもらい、事業化を推進してもらえるような制度設計にしています。開始2年目となる2023年度には、新規事業開発の専門家による事前勉強会を実施し、エバラ食品をアップデートするような新規事業提案の募集をしました。当社は働きがいを実感できる環境づくりに向け、挑戦したいと手を挙げる従業員を応援します。
新規事業の主な提案内容
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農業
ビジネス -
アウトドア
ビジネス -
EC 事業
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家電事業
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飲食店
ビジネス
応募件数
2022年度 | 2023年度 | |
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ACE Business (新規事業提案) |
93件 | 39件 |
ACE Product (新商品提案) |
73件 | 未実施 |
会社に在籍しながら新規事業を
立ちあげられる貴重な経験
入社以来6年間、営業に従事してきましたが、新しいことにチャレンジしてみたいと考えACEに応募しました。最初は思いつきレベルの提案でしたが、事務局や同期に相談してアイデアを磨くうちに「事業化したい!」という思いがどんどん強くなっていきました。現在、新規事業立ちあげ責任者として情報収集や視察などをしており、いろいろな方から意見やアドバイスをいただきつつも自分の軸をしっかりともつことが大切だと感じています。ACEという制度を継続・定着させ、新規事業に挑戦したいという社員を増やすためにも、まずは自分が思い描く新事業を徐々に形にしていきたいと思っています。
仕事と生活の
両立支援
エバラ食品では、仕事と生活の両立を支援するため各種制度を導入しています。出産休暇は、法律で定められている通り、産前6週間、産後8週間の休暇を義務付けています。また、育児休業については、子が2歳に達する日を限度とし、取得することができます。職場復帰後も小学校3年生の3月末に達するまで勤務時間を短縮できる制度(育児短時間勤務制度)を導入しています。
育児の支援について
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育児休業
保育園の入園の可否に関わらず、「子が1歳に達した後の初めての4月末日」または「1歳6ヶ月に達する日」のいずれか遅い日まで取得可能です。1歳に達した後初めての4月末日または1歳6か月に達する日のいずれかの遅い日時点で、保育園に入れない等の場合には、再度申出することにより、「最長2歳まで」延長できます。
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育児短時間勤務制度
3歳未満の子を養育する従業員は育児短時間勤務をすることができます。
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子の看護休暇
病気や怪我をした子の看護のため、予防接種や健康診断を受けるための休暇を取得することができます。
介護の支援について
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介護休業
要介護状態にあるご家族1人につき、通算93日(入社3年以上の社員については通算180日)の範囲で取得可能です。3回を上限として分割での取得もできます。
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介護短時間勤務制度
勤務時間を短縮できる制度。要介護状態にあるご家族1人について、利用開始日から3年の間において、希望する期間3回まで活用できます。
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介護休暇
要介護状態にあるご家族1人あたり年間5日まで、2人以上の場合は10日まで、「有給」で取得可能です。
各種休暇、育児時短勤務の
取得者数
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
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産前産後休暇 | 8名 | 10名 | 9名 | 9名 | 9名 |
育児休暇 | 13名 | 12名 | 8名 | 16名 | 19名 |
育児短時間勤務 | 16名 | 24名 | 25名 | 28名 | 29名 |
プラチナくるみん
認定の取得
仕事と子育ての両立支援に高い水準で取り組む企業として、2024年に「プラチナくるみん認定」の取得を受けました。「プラチナくるみん」とは、次世代育成支援対策推進法に基づき、「くるみん」を取得している企業のうち、さらに高い水準で取り組みを継続的に行った企業に与えられる特例認定です。
健康経営優良法人2024
(大規模法人部門)の認定
2024年3月、健康経営の取り組みが評価され、当社として初めて健康経営優良法人に認定されました。健康経営とは、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する取り組みのことを言います。従業員が健康にイキイキと働くことができる環境を整備し、結果として組織の活性化や業績の向上を目指しています。
生活全体にメリハリができて、
仕事も家事も効率的になった
2014年3月から2015年4月までは「出産休暇」と「育児休業」を取得し、現在は「育児短時間勤務制度」を活用しながら働いています。私が入社したころは、現在ほど社会的に仕事と生活の両立が意識されていませんでした。制度がなかった時代に、なんとか仕事と子育てを両立しながらがんばってきた先輩たちの苦労があったからこそ、私たちが安心して利用できる制度になっていると感謝しています。実際に制度を利用する人が増えていますし、人事部の方が親身になって相談にのってくれます。
今後もより効率的に仕事・育児・家事を行いながら、同じように働く方々の手助けになるような商品づくりに貢献できたらうれしいです。管理栄養士の資格を活かして食と健康についての最新情報を発信するなど、社内で存在感を発揮して活躍できる人材になれたらと思っています。
働きやすい環境と
充実した福利厚生
仕事と生活の調和を「実現する」環境を整えるため、時差出勤制度、フレックスタイム制度、在宅勤務制度等さまざまな制度を導入し、従業員の生産性向上と健康の維持および促進を図っています。また、Web会議システムの導入や全従業員へのスマートフォン貸与などのインフラを整備することで、就業場所の選択肢が増え、より柔軟な働き方が可能となっています。
柔軟な働き方の推進
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在宅勤務制度
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フレックス
タイム制度 -
時間単位年休
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時差出勤制度
福利厚生
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総合型福利厚生サービス
会員のみなさまとその家族を応援する福利厚生サービスです。おうち時間を楽しく過ごすためのオンラインサービスや定番のレジャー・グルメ、日々の生活でいざというときに役立つ育児・介護まで、幅広いカテゴリで、140 万件以上の便利なサービスを取り揃えています。
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借上住宅
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社員旅行/
クラブ 補助金 -
財形貯蓄
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従業員持株会
教育・研修制度
「教育」というよりも
「共育」でありたい。
エバラ食品に脈々と流れているもの。それは、「挑戦意欲のある人には、積極的に活躍の場を与える」という企業風土です。人間の成長は、やはり自らが成長したいと思うことから始まるもの。エバラ食品には、大きく成長したいと願う、その思いに応え、しっかりと支援(=育成)する仕組みがあります。"社員の成長"が"会社の成長"につながる。だからエバラ食品は、「教育」というよりもむしろ「共育」と考え、社員とともに会社も育つ、そうした社員と会社の関係でありたいと願っているのです。
配属後も細やかな
フォロー体制
職業観や仕事に対する基本的な取り組み姿勢といった概念は、入社3年までに形成されると言われています。また一度形成された概念を変革することは、非常に難しいとも言われています。だからこそエバラ食品では、入社からの3年の間に徹底した教育・指導を行い、自ら感じ考え行動することのできる「自律型の人材」に育てることを目的とし、充実した研修体系が用意されています。
新入社員研修
導入研修ではリラックスした雰囲気の中、ビジネスマナーを集中的に学び、学生から社会人への意識変革を行います。その後、社内の部署研修を通じて、エバラ食品の体制や具体的な仕事内容について学びながら、不安や期待、好奇心を"やる気"へと変えていきます。
フォロー研修
入社半年後には、フォロー研修を実施します。この研修は職場から離れ、自分が今まで経験してきたことを振り返り、現状の仕事や自分自身をじっくりと分析しながら問題・課題と思われるものを明らかにします。今後何について、どのように取り組んでいけば良いかを個人および同期メンバー全員で考え、エバラ食品の社員としての自覚と自信を促していきます。
3 年目研修
入社から2年が経過し、1人前に活躍するファーストステップの年である3年目に実施します。自分自身の歴史を振り返り、自分の強み・弱み・特性を理解しながら、「やりたいこと」を描き、「やれること」を整理し、「やるべきこと」を把握していきます。
自己の目標を見出す
「やりたいこと」 「やれること」 「やるべきこと」
この3つが重なり合う領域は、もっとも成果を上げられる領域と言われています。会社依存ではなく、自分の能力をいかに会社の中で発揮できるかという観点に立ち、エバラ食品のメッセンジャーとして、自立し、この領域を更に拡大するための自己の目標を見出すための研修です。